気づけばみんな結婚してた…

気づけばみんな結婚してた…

高校時代からの仲良し5人組のうち、20代のうちにバタバタと3人が結婚しました。
当時はまだまだ余裕で、「また今月も寿出費だなぁ」なんて
包むお金のことで文句つけて盛り上がっていたんですけどね。

 

残っていた一人が33歳で結婚して、披露宴に呼ばれてちょっと私、気持ちが沈みましたよ。
仲良し揃った丸テーブルでにぎやかに過ごしてたんですけど、
いよいよ独身は私ひとりになってしまった、と妙に実感してしまったんです。
ちょうど一年前ぐらいのことでした。

 

友人が冗談まじりに
「この場で良さそうな人がいたら紹介してもらいなよ。
あ、二次会とかもさ、積極的になったほうがいいよ。
女も30過ぎるとなかなか出会いそのものがないんだから、
結婚式とかって最高のチャンスだよ」
とけしかけるのにも言い返すパワーもでてこなかったですよ。

 

実際にこの時を境にして、ぱったり結婚式じたい招待されなくなりました。
招待してもらえるような友人はほとんど片付いちゃってた、ってことです。

 

そうなるとにわかに焦りだしちゃって。
ちょっと女子会やろうよ、とか、夜飲みに行こうと誘いをかけることができるのも、
結局会社の後輩の女の子たちしかいないんです。
みんな子育てなんかに忙しかったり、ご主人がいて
「そんないきなり夜に出かけるなんてことは結婚するとできないのよ!」と怒られたりして。

 

後輩の女の子相手にむしゃくちゃしながら飲んでたら、
その店でなんかフライヤーを配ってたんですよね。
後輩の子がやけに盛り上がってみてるから、のぞいてみると「お見合いパーティ」のちらしでした。

 

その子が「うわぁ、マジでこういうのってあるんだ。ね、先輩、一緒に行ってみましょうよ」
って言うもんだから、こっちも酔ったイキオイもあって、
「いいね〜、じゃ、あたしも婚活するか」なんて叫んでました……。
ホント、ただの30女の酔っぱらいです……。

 

私はすっかり忘れてたんですけど、
後輩の子は私のためだとか言いながら申し込みをしてくれてたんです。
ほんとは自分ものぞいてみたかったんでしょうけどね(笑)
私をダシに使ったようなもんですよ。
でも、その子が申し込みしてくれなかったら、
とても自分では参加しようとは思わなかったでしょうね。

 

当日、興奮気味の後輩と対照的に
(なんでこんな場所に来ることになってしまったんだろうな???)
とどこか首をかしげるような思いで会場に向かいました。

 

まぁこれも人生経験のうちのひとつ、
面白い酒のネタになるだろうと開きなおるしかなかったですね。