パーティ会場で気になる人を発見!

パーティ会場で気になる人を発見!

会場に行ってみて、ますます気持ちが萎えました。
だって、なんかもっと和気あいあいとしたイメージを持ってたのに、
強制的に時間が決まっていて相手の男性と話したら、
「はい次の時間」みたいにグルグル大勢の男女がローテーションしていくんですから。

 

でも、一緒に行った後輩の子がパパパとすり寄ってきて
「そんな不機嫌な顔してちゃダメですってば、先輩。割り切って楽しまなくちゃ」
って言うもんだから、まぁそれもそうかな、と思い直しました。
考えようによっては、なかなかいいシステムでもあるわけですよね。
だって、強制的にローテーションすることでその場にいる人とはとりあえず全員、
皆さん短い時間でも話を交わすことはできるわけです。

 

実はわたし、会社では姉御肌で振る舞っているけれど
男性を前にするとあんまり積極的にアピールできないんです。
特に最初のきっかけというか、うまく声をかけれないところがあるんです。
なんていうかお高く止まっているつもりはないんですけど……。
良さそうな人がいても、つい遠巻きに眺めるだけで声をかけるタイミングがつかめなくて。
不器用なところがあるんですよね。

 

最初の1時間ぐらいかな、そんな風に全員と顔をあわせて、やがてフリータイムになりました。
とにかく、皆さんと一度はお話はしているから少しは気が楽じゃないですか。
最初は突っ立って、誰かが話しかけてくるとそれに答えていたんです。
でも後輩は何度もあごをしゃくって、ウィンクして促してくるし、
こういう場所で恥ずかしいもへったくれもないか、と思って(笑)

 

ローテーションの時間に、ひとり気になった人がいたんです。
検査技師? かなんかの人でしたけどまず声がすごくよかった。
私、声フェチなんで(笑)
それと実は私は山登りが趣味なんです。
それもかなり本格派。
大学もサークル系じゃなく本格的な登山部に所属してました。
うちはそもそも両親も登山部で知り合った縁らしくて、小さな頃から登ってるんですよ。
趣味が登山というと、今はけっこうのぼる人も多いのでそれなりの反応はあるんですが、
「ハイキング」程度の人と本格的な人との違いは話せばすぐにわかります。

 

その人が「僕も登山やってます。今度南アルプスに行くんです、池口岳のほうへ」と言ったとき、
あ、この人はかなりやってるな、とわかりました。
南信濃を登山口とする池口岳は、かなりの難コースです。
短い会話だったけど、相手の人もわかったんじゃないかな。
そういう共通認識みたいのがあるものだから。